こんにちは。 いつもありがとうございます。 ベルトのみとなります。 経年変化使用キズ汚れあります。 あじのあるベルトになります。 取付部17.5mm 全長14.6cm程度です。 サンプル画像ありますが、 出品はベルトのみです。 【よくある質問の回答】 サイズ調整はこちらでは出来ません。 バネ棒はセットしてません。 ノークレームノーリターンでお願いします。 【時計使用歴】 アンティークゾディアックに合わせてぜひ。 希少です。 他にも多数出品しています。 極力同梱対応致します。 ベルトでしたら15本まで一律 料金で同梱致します。 【発送日について】 発送は入金頂いて2日以内を 心掛けています。 発送前に発送予定日を 連絡しております。 商品気に入ってくださればページフォロー くだされば、私も嬉しいです。 お安く出品しています。 「ポイント」残っていれば、ぜひここで ご利用ください。 ご愛用時計に本当に合う時計ベルト探しの お手伝いをさせて頂いています。 そのために日々勉強中です。 お時間あれば下記一読ください。 「前半は歴史」「後半はベルトの疑問」です。お時間無い方、後半だけでもぜひ。 私の25年の時計ベルト選びノウハウを 書いています。 ...................................................................... 私は時計を数万本は見てきました。 好きが高じてバーゼルフェアに出かけ、 周辺で開催されていたアンティークフェアにも行き時計を購入した思い出があります。 入り口にオートマタ、オメガやIWC、ホイヤー やゼニスなどがぎっしり並べられた圧巻の光景は今でも鮮明に覚えています。通訳を介してのため、詳しくアンティークの話を聞くことは出来ませんでしたが、貴重な体験でした。日本のアンティークマーケットより鷹揚な雰囲気が印象に残っています。 現在も古い国産時計からスイス、アメリカなどやはりアンティーク中心の時計を所有しています。新品の時計がまずく感じるほど、ヴィンテージやアンティークの時計にはまっていますが、終活の意味でも出品しております。 日本におけるアンティークウォッチや 時計雑誌の歴史は案外新しく、1980年代初頭からです。それまではアンティーク＝懐中時計でした。そこから映画やファッション好きが、角型スモセコのアメリカアンティークを買い初め、現在大御所となっている都内アンティークウォッチ店オーナーが、ロレックスのバブルバックを買い付けし出したのが80年代初頭。腕時計の黄金期は50～60年代だと考えられますが、日本では80年代もまだ情報が少なく、アンティークを見ても偽物扱いされることもありました。それゆえに最もアンティークが安価な時代とも言えます。 80年代中盤からアンティークを扱うお店が徐々に増え出し、その頃に日本初の時計雑誌が創刊されます。この頃、デイトナ手巻きやエクスプローラ1016、シーマスター機械式の生産が終了する一方で、クオーツやデジタル時計が増加の一途を辿ります。SEIKOは「スポーツプロジェクト」を発足し、パルスタイマーやスピードマスターを発表した80年代。折のDCブランド全盛の時代、時計ブランドにアパレル系が流れ込んでくるのもこの頃です。SEIKO CITIZENはライセンスに乗り出していきます。また83年にGショックとスウォッチが誕生し、84年にパルコに今では100店舗以上ある時計店の1店舗目が誕生、89年に後にオンリーアンティーククスを出版したアンティークショップが誕生します。 正に時計の歴史において、80年代は潮目でした。バブル経済にも牽引され、アンティーク、機械式、クオーツ、デジタルと市場に溢れており、その勢いは90年代に引き継がれていきます。 ...................................................................... この頃から、時計を追いかけている身として 1つ疑問がありました。 「アンティークやヴィンテージの時計についている新品凡庸なレザーや金属ベルトが全く時計に合っていない」ということです。 違和感があり、アンティーク本来の雰囲気を損ねているように感じていました。ショップや雑誌は綺麗なものを見せる傾向にありますが、本来の雰囲気を消しているように思います。ここから私はベルトにこだわるように なりました。 レザーの高価格クロコダイルやアリゲーターも試しました。一般的には「高い時計には高いベルト」という設定で、ベルトの柄は「竹ふ」「玉ふ」があり、特に竹模様の「竹ふ」は人気です。1匹のクロコダイルから7本程度しかベルトに出来ないため高額になります。実際にアンティークに合わせてみましたが、雰囲気が合っていないように感じました。価格のするメジャーブランドの時計に、安易に取り付けているものを見かけますが、どうしても私はしっくりきませんでした。リザード、オーストリッチ、カーフなど素材も色々試しましたが、これも納得いくものがありませんでした。理由は後に分かりました。 懲りずに色々と試行錯誤していた頃、数人の「時計ベルトメーカー」「時計ベルト職人」と知り合うことになります。その中で、実際に東京の時計バンド工場を見学する機会を得ました。その時にしっくりこない理由がわかりました。 レザーベルトを製作する工程の中の「レザーをくり抜くプレス」の「金型」にその理由がありました。時計愛好家ならば、おわかり頂けるかもしれませんが、特に量産型のレザーベルトの形は野暮ったく、一体何の時計をイメージして製作したのか不思議になるものが多いです。その理由は金型の悪さであり、その金型で抜かれたレザーベルトは、当然姿形が悪くなります。 「金型を作ってもらえますか？」と伺うと、 これは高額でいて、複数時計を持っているものとしてはお金がいくらあっても足りない感じでした。「ベルトにこだわりたいが、ベルトにそれほど金額をかけたくない」これも本音でした。なぜなら「ベルトにかける費用を出来るだけ時計にかけたい」という時計好きの切実な思いがあるからです。 金型を諦めた時に1人のベルトメーカーの方から「ヴィンテージ レザーベルトが国内で見つかった」と連絡を頂きました。フランス製のレザーベルトで、今では染めるのに身体に悪そうなほど発色の良いベルトで、レザーベルトはこうあるべきという想いを持ちました。 「形よし、色よし。おまけに手縫いステッチ」これはと思い複数本購入し、現在も使用していますが、やはりヴィンテージ レザーベルトにも2つ問題がありました。 1つはレザー商品全般に言える悩みですが、 「湿気」です。汗や水などが原因でレザーは朽ちてしまいます。時計ベルトは皮革製品の中で「素肌に直接あてる」珍しい製品です。 レザーシューズを裸足で履いているようなものです。バンド工場の方も「汗はステッチの縫い目から主に入り、革が膨張し朽ちる」と 話されていました。確かに使い込むと、 レザーは色褪せてしまいます。長くは使えません。 2つはやはり「新品感」と「アンティーク感」の不協和は解消されないということです。つまり「レザーベルトは雰囲気が出てくる頃には朽ちてしまう」という根本的な理由です。「時計は雰囲気があるのに、ベルトは常に新しい。そのため時計の雰囲気を損ねてしまう」この問題は解消できません。そのような理由で、ベルト探しは振り出しに戻ります。 そもそも時計はキズこそ味であり、文字盤や針のヤケ、ケースのエッジのダレ、回転ベゼルの剥がれなどに合わせて、使用された時計は雰囲気を醸します。特にアンティークやヴィンテージの雰囲気は、現行品や復刻とは似て非なるものです。蓄積された雰囲気こそ、アンティークやヴィンテージ の醍醐味です。また新品購入の時計てあっても、数年経つと着用の歴史が刻まれます。キズや汚れはそれらの立派な証です。逆に言えば、時計は着用すれば、ぶつけるものであり、だからこそ愛用の時計に、愛着が生まれます。 極論ですが「時計好きは最後にケースと文字盤に行き着く」と思います。研磨やリダンするのではなく、雰囲気を楽しむ、愛でるものであるように思います。当然ベルトにも当てはまります。使い込まれたステンレスや金には雰囲気があります。雰囲気とは、そこにそのものがあることによって生まれる空気だといえます。 そして辿りついたのが「使い込まれた金属ベルト」です。 それに気づかさしてくれたのは、ジェラルドジェンタ氏の時計デザインのものです。金属に生命を宿すようなデザイン。そしてその時計を使い込んだ時の雰囲気を見た時に分かりました。ケースとベルト一体型の本来の意味、ジェンタ氏が多様している意味が理解できます。 現行品の綺麗でステンレス無垢と言われるベルトは、やはり現行品や新しい時計向きのように思います。ご存知、時計のケースは年代によって全く形が違います。00年代以降は ケース製作がより機械化し、またケース本体がデカ厚になります。 そのため現行品の時計ベルトをアンティークやビンテージの時計に取り付けると違和感が出てしまいます。 同時代、同程度のキズありベルトが時計の雰囲気を引き出してくれます。試して頂くと、ご理解頂けると思います。ぴったりと愛用の時計にはまった時の快感は時計好きほどご理解頂けるかと思います。 私は実際この使い込まれた金属ベルトを 使用することで、探し続けてきた時に感じていた「本音や悩み」を解消することができました。 それをまとめると下記3点です。 ①ベルトにこだわりたいが、 ベルトにそれほど金額をかけたくない ②ベルトにかける費用を出来るだけ 時計にかけたい ③時計は雰囲気があるのに、ベルトは 常に新しい。そのため時計の雰囲気を 損ねてしまう。雰囲気を損ねず、 より時計の魅力を引き出したい 現在私も当然愛用時計に使い込まれた金属ベルトを使用しています。実際に使ってみると 再発見の連続です。まだまだ、マイノリティな時計の使い方かもしれませんが、今購入されている方は、間違いなくイノベーター気質な方かと思います。時代は最先端を好みますが、価値の判断は多様で、古い時計好きは、「古き良きものに価値を置く」人だと思います。 古いベルトを私なりの基準で選別し、 出品しています。おそらく時計ベルトに 時間とお金をたくさん使い、変わった経験を した人間は少ないかと思います。 私の経験が、貴方の愛用時計に活かされて より時計に愛着を持って頂ければ幸いです。 中古ベルトですので、こちらで1度お湯とブラシで手洗いをして、超音波洗浄機にかけています。最後に天日干ししています。完璧に汚れが落ちるものではありませんが、極力ご使用しやすいよう心がけています。 ベルトを通じて腕時計を盛り上げて 行ければ嬉しいです。 80sに比べればアンティークは気軽に購入出来るようになりました。ぜひ雰囲気あるベルトも合わせてアンティークライフをお楽しみ下さい。ベルトは時計をカスタムできる ほぼ唯一のアイテムです。 先日も評価欄より「ずっと昔から使っているような風合いになりました」と評価頂きました。ありがとうございます。 また到着後に取り付けの感想を頂いてます。 ありがとうございます。国産アンティークの好きな方が多い印象です。 自分、家族喫煙しません。 ペット飼っていません。 ここの部分のサイズを教えてほしい この角度の画像を追加してほしい、 などありましたら質問欄にお願い致します。 極力対応させて頂きます。 管理は100
